陰陽師読んだ
この間図書館で借りてきた、陰陽師 滝夜叉姫の上下巻を昨日今日で一気に読み終わりました。
面白かったです。(小並感)
夢枕獏さんの陰陽師シリーズって、タイトルがややこしくて、どれが1巻なのかよくわからないから、タイトルだけで選んで借りてきました。
夢枕獏さんの小説だから、何となく予想はしてたんだけど、
やっぱグロいんすね。
鬼に食われるシーンとか、うえ!ってなるシーンがたくさんあるんですけど、読んでいて、一番「ギャーーー―――ス!!」度が高かったのが、冒頭の鬼が人を食うシーンで、
「尻に口をあて、はらわたをそこから吸いだして喰べる」
って表現。
読んでいて、
「ギャーーーーーーース!!」
ってなりましたね、はい。
面白かったんですけど、個人的な好みで言うと、ぶっちゃけ僕、平安時代ってあんま好きじゃないんすよね。
貴族の優雅でアハハオホホな感じとか、漂うやおい感とか。
僕は全くのノンケなんですけど、晴明と博雅が牛車の中で話すシーンとか読んでると、
こいつらなんかおっ始めそうで。
そうゆう意味では非常にスリリングな小説でしたね。
僕は、安倍晴明が札を馬鹿でかい刀に変えて、平将門の怨霊を蘇らせようとする、滝夜叉姫と、京の街ぶっ壊しながらドンパチやり合う、超絶妖術バトルアクション!!ってのを期待してたんですが、そんなわけはないですね、さすがにね。
さすが陰陽師。頭と術で戦います。
おどろおどろしい和風伝奇ミステリーって感じでした。
おすすめです。